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刑務官等ボランティアグループ「志援」から寄稿がありました

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保護司の先生方による府中刑務所参観が行われました。

 去る1月12日の「拘禁刑についての勉強会」に参加された保護司の先生方10名が、2月10日に府中刑務所を参観し、それに同行しました。

 府中刑務所は、職員数約600人、収容定員2,668人の日本最大の刑事施設であり、当日は1,750名ほどの収容人員とのことでしたが、執行刑期10年未満の犯罪傾向が進んだ日本人受刑者、無期刑を含む外国人受刑者、身体・精神疾患がある医療上の配慮を要する受刑者を収容する施設です。

 当日は、所長自ら、概況説明及び施設見学への同行をされ、懇切丁寧な対応をしていただきました。

 保護司の先生方は、緊張感を持ちながらも、受刑者の所内生活の様子や、彼らの社会復帰のために実施されている矯正処遇(刑務作業、各種職業訓練、改善指導、教科指導)などについて興味深く見学されましたが、保護司として、いかに彼らの立ち直りを地域で支えるべきかを考える貴重な体験をすることができ、有意義な参観となったとの感想を述べておられました。

 更生支援事業団としても、刑事施設の参観等をアシストするなどして、熱い使命感をもった保護司の先生方への支援ができ、とても有意義な活動となりました。

 お忙しい中、種々御配慮を賜りました府中刑務所長及び関係者の皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

 誠にありがとうございました。

                 一般社団法人更生支援事業団参与 熊谷惠行