「矯正・保護」に関わる外部講師を招いての学生向け特別連続講義の開催について

更生支援事業団では、早稲田大学とのコラボ・プロジェクトとして、今月から、「矯正・保護」に関わる各界の講師による学生向けの特別連続講義を実施することとなりました。
これは「矯正・保護」の世界における啓蒙啓発活動の一助として、大学生の方々に向けて、その実態、現状をより実感をもって感じ考えていただくことを主な目的とし、矯正・保護に関わる様々な現場で活動されている方々に日々のご活動の一端をご講話いただき、学生たちとの質疑、討議を実施しようとするものです。
また、矯正・保護に関わる現場の方々にとっては、あまり触れることのない一般の人たちの認識、考え方を知っていただくとともに、学生たちの新たな視点、斬新な発想等にも触れていただく機会となるのではとも考えています。
具体的には、「矯正・保護における『外』の力とは?」を統一テーマとして、関連する複数の講師を招き、各基調講話をいただき、その後、学生たちとの質疑、討議にて1セッションとするもので、月1回全6回の開催を予定しています。

各セッション(視点)開催予定

(新型コロナウイルスの感染状況によって変更となることがあります。)

【国の視点(基調報告)】:行刑に社会の風を吹かせるために(4月30日)
大橋哲氏(法務省矯正局長) vs ⻄田博(当事業団代表理事)

【当事者の視点】:当事者だからできることを求めて
(5月)
近藤恒夫氏(ダルク創始者) vs 岡崎重人氏(川崎ダルク施設代表)

【保護司の視点】:保護司の限界を超えて(6月)
中澤照子氏(元保護司) vs 十島和也氏(保護司、中澤氏の元対象者)

【医療・福祉の視点】:医療、福祉の視点が不可欠の時代に
(7月)
福田祐典氏(医師、元法務省医療管理官、元厚労省健康局長)
vs 伊豆丸剛史氏(前長崎県社会生活定着支援センター所長、現厚 労省援護局出所者支援専門官)

【事業者の視点】:社会の公器としての使命とは
(8月)
歌代正氏(前大林組監査役) vs 安田祐輔氏(きずきグループ代表)

【メディアの視点】:社会での理解の必要性とその理解のために(9月)
豊山有紀氏(映画「しゃぼん玉」プロデューサー) vs 巡田忠彦氏(TBS解説委員)

講話・討議内容の概要については、各回終了後、更生支援事業団のホームページにおいて紹介させていただきます。
なお、今回の特別連続講義の計画策定・実施に当たっては、早稲田大学法学学術院小西暁和教授、当事業団個人賛助会員川谷直大氏に多大なる御尽力を賜りました。ここに厚く御礼申し上げます。