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第13回「語りべの会」が開催されました。

7月3日、第13回「語りべの会」が、元本田技研海外技術指導マネージャーの井口雄司先生を講師としてお招きして、板橋区立文化会館で開催されました。

講師の井口先生

 保護司の先生方をはじめ10数名の方々に参加していただき、講師の井口先生から「海外異文化との協働で何を学べたのか」を演題としてお話をいただきました。

先生は、日本の自動車メーカーにラインとして入社し、その後30歳代後半で抜擢され、営業に転じて4年弱の間に360台以上の販売実績を挙げた凄腕の営業マンでした。そうして先生は販売所の所長をした後、海外の支店・営業所へのビジネスコンサルタントとして実績を積むこととなります。

先生は言います。営業は商談ではなく相談だと。顧客のライフスタイルに合った車は何かを顧客と一緒になって考え、顧客と相談しながらそれを提供する行為だと。それは、日本も海外も同じことだとも。

企業人としての半生を振り返り、日本のものづくりの技能や技術、異なる文化との交流の意味、単なる利益追求に終わらない企業の在り方、社会貢献の在り方など貴重なお話をうかがうことができました。

講話終了後、参加者の方々からの質疑、意見等も多くあり、盛会裡に終わりました。

参加者の皆さん

今回も、会場の予約、設営、撤収等について板橋区保護司会の有志の先生方ほか多くの方々に御助力を賜りました。手厚いご協力に感謝申し上げます。